日本教育大学協会 全国家庭科部門
2022年度(令和4年)北海道大会

運営委員長挨拶


日本教育大学協会全国家庭科部門
運営委員長 鎌田 浩子

 初夏の候,会員の皆様におかれましては,いかがお過ごしでしょうか。いずれもご多忙かと存じます。ここ数年,コロナ禍により生活の様々な様式に変化がみられてきました。教育現場も,想像もしなかった事柄を経験しながら,よりよい教育とは何かを模索してきました。会員の皆様方お一人お一人が,絶え間なく努力を積み重ねられたと思います。私たちは,よりよい生活とは何か,また,家族の在り方など,家庭科に携わる私たちにとって大きな課題も見えてきたとともに家庭科の重要性が認識され,その礎である教員養成のありかたもさらに検討していくことが必要でしょう。そのためにも,全国家庭科部門の会員が集い,意見を交換したり,実践を報告することは重要なことと考えます。
 令和4年度の第34回大会は,北海道地区が担当し,コロナ感染の危険性が拭えないため,残念ながら前年度と同様オンラインの開催とさせていただきます。
 大会日程は別紙の通り,総会I,ラウンドテーブル,家庭科部会(附属学校懇親会),総会Ⅱの順に行います。ラウンドテーブルでは,「家庭科教員養成カリキュラムの変遷と課題」をテーマとし,カリキュラムの変遷に焦点をあて,北海道教育大学5校の中の教員養成3キャンパス(旭川校,釧路校,札幌校)における家庭科教員養成カリキュラムを例に,当時者としての立場から,諸課題の報告を行い,会員の皆様と意見交換を行い,今後の課題を明確にしていきたいと思います。
 多数の会員の方々にご参加いただきますようお願い申し上げます。